30歳を目前に海外生活を決断したブログ

日本で社会人7年経験し、30歳を目前に夫婦でオーストラリアに移住しました。そんな渡豪前と現在のオーストラリアでの生活を綴っています。ごゆるりとしていってください♪

コロナが及ぼす影響〜大学編〜(#102)

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コロナの影響で大学の授業にも変化があったので、

今日は、現状どのように授業を受けているのかのお話です✍️

 

  

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スケジュールの変更

<変更前>

Week1〜7    Lecture

(1週間のイースターホリデー)

Week8〜11    Lecture

Week12    Final ExamレビューLecture

Week13    Final Exam勉強期間

Week14〜16  Final Exam@Royal Exhibition Building

 

余談ですが、Royal Exhibition Buildingはユネスコ世界遺産

こんな場所で期末テストなんてかっこいいですよね🏰

 

<変更後>

Week1〜2   Lecture

(1週間のオンライン移行準備)

Week3    オンラインLecture

(2週間のイースターホリデー)

Week4〜11  オンラインLecture

Week12    Final ExamレビューLecture キャンセル

Week12     Final Exam勉強期間 

Week13〜15  Final Exam(オンライン予定)

 

 

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Week2までは通常通りのレクチャーがあったのですが、

すでに豪州に入国できない生徒がいたため全てのレクチャーを録画していたそうです。

  

2020年3月16日(月)、VIC州で非常事態宣言。

 

非常事態宣言後の1週間、

大学側でのオンライン環境移行準備ため授業がすべてキャンセルとなりました。

 

1週間の予定だったEaster Holidayも2週間に増えたので、

予定になかった2週間分を、

セメスター1週間の後ろ倒しとFinal Exam勉強期間をなくすことで捻出されています。

 

 

授業形態の変更

Face to Faceのレクチャーからすべてオンラインに移行されました。

 

授業スライド(PPT)がネット上にアップロードされ、

各スライドに教授の説明録音が吹き込まれているので個々にそれを見ながら学習します。

 

 

オンライン授業での苦労 

(1)気軽に質問できない

レクチャーではその場で手を挙げて質問しその場で解決できるところ、

質問は教授にメールすることしか方法がないので、

気軽に質問できないのが辛いところです。

 

(2)単調に感じる。 

授業だと生徒の反応を見ながら教授が説明してくれるところですが、

淡々と録音された説明を聞くので、教授が強調しているところが分かりにくいそう。

 

(3)交流がない。

普段、大学側で様々なセッションを企画してくれていて生徒は気軽に参加できます。

例えば、履歴書の書き方から、就職活動支援、企業が直接きて交流する場がたくさんあります。

そんな交流の場が一切キャンセルとなりました😢

 

 

大学側の対応

(1)授業料の返金

オンライン授業にシフトされたことで、今学期の授業をキャンセルしたい場合は、

全額返金可能となりました。

ただし、オンラインで授業を受講する場合は一切の返金はありません。

 

 

(2)勉強環境変化に対する配慮

授業のwithdrawal可能期間を通常より延長されました。

Withdrawal分は返金されることはもちろんですが、

急遽切り替わったオンライン授業に適応できない学生に対し、

今回の環境変化が成績(Weighted Average Mark)にマイナス反映されないような配慮がありました。

 

(3)財政補助

財政的困難に陥った学生に対し、自宅での勉強環境を整える(勉強机の購入費等)ための財政補助制度が立ち上げられました。

希望者は理由と必要書類を提出し、大学の審査が通ると購入品を実費で補助が受けられます。

 

まとめ

日々急激に状況が変わり、

生徒だけでなく先生たち大学みんな困惑しています。

なんとか今の状況を乗り越えようと臨機応変な大学の対応はありがたいです🌱